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  15/12/21   秋・吉武八福神佛めぐり

 今春・4月18日に行われた「吉武八福神めぐり」が好評で、今回で2回目となる「秋・吉武八神佛めぐり」が、10月31日に行われました。

 初秋の候、心地よい天候にめぐまれて、吉武、吉留、冨地原地区の7.5キロメートルをおよそ3時間かけて10か所の神社や仏閣を巡りました。
吉武地区の地域おこし団体・八之会が主催し、吉武地区コミュニティの後援で行われました。事前に参加申し込みを済ませた参加者が125人、お世話する地元のスタッフは50人ほどで、宗像市長をはじめ、県議、市議も参加しました。
受付を済ませた後、参加者全員の道中の安全を願い、神様の依代を設けて八所宮宮司により安全祈願が行われ、三々五々出発していきました。

写真:秋・吉武八福神佛めぐり
八所宮大駐車場に集まった参加者

いざ行かん ゆきて まだ見ぬご利益に

 これに先立って、10月24日には八所宮本殿で安全祈願祭がおこなわれ、地域おこし事業の安全と参加者に記念品として渡す、竹製の杖、御朱印帖、お福などのお祓いが行われています。
写真:秋・吉武八福神佛めぐり
八所宮で安全祈願祭
写真:秋・吉武八福神佛めぐり
宮司によるお祓いが行われた
 
写真:秋・吉武八福神佛めぐり
楽しいイラスト入り地図を手に歩く
写真:秋・吉武八福神佛めぐり
1番から9番までのお札
写真:秋・吉武八福神佛めぐり
子供たちにはスタンプラリー帳
写真:秋・吉武八福神佛めぐり
御朱印帖

1番 八所宮(はっしょぐう)(宮ノ尾(みやのお)地区)

 創立は白鳳時代674年。神代七代八柱の神をまつる、旧?ヵ村の総鎮守府でした。
鶺鴒山(せきれいざん)にあり、社叢(しゃそう)は福岡県指定の天然記念物です。毎年10月第3土日に行われる
秋季大祭は「八所宮のおくんち」として、一時とぎれたもののおよそ300年続いています。深夜に行われる大名行列は荘厳で、一見の価値があります。

写真:秋・吉武八福神佛めぐり
八所宮参道の石段

2番 長宝寺(ちょうほうじ)観音堂(宮ノ尾(みやのお)地区)

  八所宮境内にあるこの建物は宗像市指定の文化財です。1991年に保存修理が行われ、創建は宝暦3年(1753)で、江戸時代後期の趣を今に伝えています。堂内に安置されている仏像は数体あり、本尊は十一面観音立像で、鞍手町の長谷寺の観音像との共通点が見られ、平安時代前期に作られたものと言われています。
線香の煙と香りがあたりに漂い、手を合わせて参拝する姿がありました。

写真:秋・吉武八福神佛めぐり
長宝寺観音堂

3番 平家塚

 平清盛の妻二位の尼の墓といわれています。壇ノ浦の戦いで敗れ、8歳の安徳天皇を抱いて海に沈んでいきました。
参加者を笑顔で迎えた麻生ウメ子さんは昭和の始めの生まれで、平家塚近くのお家に嫁いで以来、草取りや建物の清掃を続けてこられた方です。

写真:秋・吉武八福神佛めぐり
平家塚。建物の中に二位の尼の墓石がある

 

4番 福知(ふくち)神社(武本(たけほん)地区)

 祭神はイザナギ、イザナミの命の子で、保食神(うけもちのかみ) 五穀、農耕の神様です。

写真:秋・吉武八福神佛めぐり
素朴な福知神社と末社
写真:秋・吉武八福神佛めぐり
武本・福知神社前で御朱印帖に記帳
写真:秋・吉武八福神佛めぐり
久戸・福知神社前の御朱印帖記帳所

 

5番 福知(ふくち)神社(久戸(くど)地区)

 祭神は保食神(うけもちのかみ)。 豊作や、豊かな食文化を司る神様。

写真:秋・吉武八福神佛めぐり
福知神社

 

6番 武守(たけもり)神社(久戸(くど)地区)

 祭神は素戔嗚命(すさのおみこと)・櫛稲田姫神(くしいなだひめかみ)
創立 延喜18年(918)
由緒 崇神天皇御宇、出雲国の飯入彦が勧進、武の一字をとり、武丸村と号す。
神社には「白ナマズの恩返し」という、雨乞いにまつわる民話があります。

写真:秋・吉武八福神佛めぐり
武守神社本殿

 

7番 大日堂(だいにちどう)(久戸(くど)地区)

 再建された大日堂には、大日如来坐像が安置され参拝者を迎えていました。檜の一木造で、彩色も残る、貴重な仏像です。宗像市指定文化財。
大日如来を古代インドでは「太陽の子」といい、太陽の輝きを超越した最高の仏とされています。

写真:秋・吉武八福神佛めぐり
中央が大日如来像

ガードレールに干された稲のそばを通って愛宕神社へ向かいます。

写真:秋・吉武八福神佛めぐり
スズメ除けのテープが風になびいていた
写真:秋・吉武八福神佛めぐり
道中に掲げてある応援メッセージ。今回は吉武小学校児童とのコラボです。

 

8番 愛宕(あたご)神社(冨地原(ふじわら)地区)

 祭神  宗像三女神 カグツチの命 カシコネの命
由緒  天慶3年(940)宗像大宮司氏男創立。筑前国続風土記拾遺では太郎坊神社とある

写真:秋・吉武八福神佛めぐり
威厳のある愛宕神社
写真:秋・吉武八福神佛めぐり
目を引く鳥の彫刻
写真:秋・吉武八福神佛めぐり
拝殿には、彩色も鮮やかな絵馬
写真:秋・吉武八福神佛めぐり

 

9番 正助廟(しょうすけびょう)(土師上(はじかみ)地区)

 武丸の正助さんは、江戸時代に孝子として知られた人。親孝行、弱者へのいたわり、助け合いなど、庄助さんの行いは、現代社会においてもお手本となるものです。

写真:秋・吉武八福神佛めぐり
正助廟
写真:秋・吉武八福神佛めぐり
本堂
写真:秋・吉武八福神佛めぐり 写真:秋・吉武八福神佛めぐり
疲れた体も応援メッセージに励まされて、コースの最後となる早川勇記念碑まで歩きます。

 

10番 早川勇記念碑

 幕末から明治時代にかけて活躍した早川勇は、薩長和解を提唱し、五卿西遷に奔走しました。
晩年は東京に住み郷土の若者の育成に尽力しました。

写真:秋・吉武八福神佛めぐり
吉武コミセンの近くにある早川勇顕彰碑

 出発点の八所宮大駐車場へ帰着後、それぞれに解散しました。

参加者に伺いました。

宗像市長

「宗像市には歴史ある神社仏閣が多くあり、八所宮もそのひとつです。
市としても、このような遺産を大切にし、広く情報の発信をしていきたいと思っています。」

吉武小学校校長

「八福神佛めぐりが行われる2週間前の10月15、16日に吉武小学校では「セカンドスクール」が行われました。妙見の滝→八所宮→長宝寺→大日堂→新立山登山→平山天満宮と歩き、グローバルアリーナで一泊しました。
実は八福神佛めぐりに学校も何か協力できないかと考えていた時に、地域の方から、コース途中の看板のメッセージを子どもたちに書いてもらえないか?という依頼が寄せられました。そこで、セカンドスクールで校区を巡った後に、自分だったらどんな励ましの言葉をもらいたいか考えさせ、当日の応援メッセージができました。
これからも、地域の行事や活動に子どもたちがどう関わることができるかを、学校でも考えていきたいと思います。」

 山間にある吉武地区は、宗像市の水源である釣川源流があるところです。また、それぞれの地域に は人々が守り伝えてきた神社やお寺が、素朴な姿のまま残されています。地域おこしの一環として開催されたこのウオ−キングは、心身に心地よいものでした。また、福をよんで、明日からの活動が楽しいものとなればいいですね。

お問い合わせ
吉武地区コミュニティ 電話 32-5904
むなかた電子博物館 平松 秋子



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