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  14/06/23   福永晴帆日本画展

福永晴帆日本画展
―宗像大社の文化財保存修復にむけて―

 海の道むなかた館では、福岡教育大学日本画研究室との共同企画による「福永晴帆(せいはん)日本画展」が開催中です。

 大学では、平成19年度に「宗像大社・福岡教育大学の連携覚書」の締結により、儀式殿 御便殿の襖絵(ふすまえ)の研究が始まり、今、6年間の研究の成果が発表されました。
 歴史に埋もれつつある日本画家を再評価し、劣化しつつある作品を守って行くには、大学や、文化財の所有者、それらを取り巻く人々や公機関の協力が必要です。
 この展覧会がきっかけとなり、地域の文化財に関心を持ち、守り使えようとする人々の思いが輪になって大きく広がることを願っています。

福永晴帆 略歴
1883(明治16年) 山口県厚狭郡に生まれる
1910(明治43年) 欧州へ。オックスフォード芸術専門学校などで学ぶ
1934(昭和9年) 靖国神社の襖絵を描く(昭和56年宗像大社へ移築にされ現在に至る)
1937(昭和12年) 仁和寺襖絵完成
1961(昭和36年) 鎌倉の自宅で亡くなる。77歳

 

新着情報:福永晴帆日本画展の様子

 展示されている掛け軸は福永晴帆の直筆です。晴帆は独自の世界を表現する姿勢を貫き、一方では古墨や古硯の収集にも努め、漢詩や古典の知識を繁栄した南画もよく書きました。

 福岡教育大学日本画研究室による模写も展示されています。
 模写とは手本となる書画を模倣して、書き写すこと。また描き写されたものをいいます。

新着情報:展示物写真
上段(上) 福永晴帆直筆の写真
   (下) 現状模写(痛んでいる状態を含めて原画の今の状態を忠実に写し取る模写)の写真
下段 再現模写(痛む前の状態について、資料などをもとに再現する模写の方法)

 上の写真は宗像大社儀式殿にある「腰障子」で、障子戸の下の部分に使われています。

新着情報:襖絵〈桜図〉
襖絵〈桜図〉

 この襖絵は日本の伝統的な山桜を描いています。
 晴帆が50代の円熟期に描いたもので、昭和39年靖国神社の行在所に納められましたが、昭和56年に宗像大社 儀式殿 御便殿(ごびんでん)に移築され現在に至っています。
 今回展示されている作品は、最新デジタル技術を駆使して作られ、屏風に仕立てられた再現文化財(レプリカ)です。今後の文化財保存修復計画や、これからの教育に活用される予定です。

 海の道むなかた館常設展示室ではこの他に、砂子技法に使う道具、金箔、日本画に使われる絵の具や和紙、掛け軸などが展示されています。期間は6月29日までです。

新着情報:展示物

 梅雨のひととき、宗像大社の儀式殿にあるという日本画を見ながら、一人の画家を偲び、文化財の保存と修復に御理解をいただければ幸いです。

 

むなかた電子博物館運営委員 平松秋子




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