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  09/12/04   宗像最古の縄文遺跡発見! −さつき松原遺跡の調査から@−

宗像最古の縄文遺跡発見! −さつき松原遺跡の調査から@− 

 宗像市の文化財担当職員(市民活動推進課)による、遺跡発掘調査レポートをご紹介します。

 

◎発見のいきさつ

 宗像市さつき松原の海岸は、全長6Kmに及ぶ弓状の砂浜と松林が続き、北部九州有数の景勝地としてよく知られています。平成19年、この美しい海岸でちょっとした発見がありました。遺跡らしいものが海岸に現れている、と市外にお住まいの方から宗像市へ連絡が入り、現地に急行しました。

荒れる玄界灘と遺跡(手前) 
荒れる玄界灘と遺跡(手前)

 


 調査の様子(南から鐘崎を望む)
調査の様子(南から鐘崎を望む)

 

 

◎遺跡からわかること

   遺跡は土器や石器を含む遺物包含層(いぶつほうがんそう)と呼ばれるもので、貝塚のように貝類はほとんど含んでいませんが、縄文時代の暮らしや環境を知る手がかりが残されています。

 調査はあまりにも海に近いため、波や風との戦いでしたが、いくつかの重要な成果が上がっています。

 

 

 時代は縄文時代前期前半の轟式(とどろきしき)土器や前期後半の曽畑式(そばたしき)土器が見つかっていることから約5000〜6000年前の遺跡であることがわかりました。このほか石鏃(せきぞく・石の矢じり)やドングリと思われる木の実が出土しています。

 宗像での縄文遺跡は沖ノ島で見つかった曽畑式土器が最も古いものといわれていましたが、本土でそれよりもややさかのぼる時期からほぼ同時期にかけて営まれた遺跡が見つかり、ムナカタ海人と沖ノ島とのつながりが弥生・古墳時代をはるかにさかのぼることも考えられます。

調査の様子A
調査の様子(黒い土に土器・石器が含まれる)

 

 次回は人が暮らすには不向きな海岸に、なぜこの遺跡が存在しているのか、その不思議について考えてゆきましょう。(白)

 

 




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