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  08/05/26   織幡宮の春祭りレポート【前編】

 織幡宮の春祭りレポート【前編】

 4月16日。織幡宮の春祭りが行われました。
 むなかた電子博物館企画運営委員会の平松委員が、そのレポートを寄せてくださいました。ご紹介します。

 

 あいにくの雨の中、鐘崎の氏神様である織幡宮の鳥居をくぐった。海上交通の難所玄界灘に突き出た岬にあり、岬全体が一つの山である。本殿はその中腹に建てられている。

 織幡宮は日本書紀や延喜式にその名がある古いお宮で、鐘の岬は万葉集にも詠われ、その時代、宗像大社に次ぐ大きな神社で両社は密接な関係があった。

  「織幡宮」の名前からも女性の神様を想像する。宗像大社の祭神も三人の女神である。

 『まつりごとに際して特別に清浄な衣服が用意される例はしばしばみられる。神に奉仕し神聖な淨衣を折る織女が神格化し祭られる存在に転化したものが織幡神であったと考えられる。』          (宗像市史 通史編 第二巻より)

080416織幡宮鳥居
(今日は春祭り。参道の両側には大漁旗が並んで祭りの雰囲気を感じる。)

080416織幡宮
(海の色を思わせる濃い青色の扁額)

 

 

  まず神社にお参りしてから「座」に行ってくださいと案内される。

 鎮守の森の木々に囲まれた石段を相当登ったところで拝殿の前に出た。お賽銭をあげて、鈴を鳴らしてお参りをする。扁額は海の色を思わせる濃い青色に「織幡宮」の文字。

 織幡宮の春祭りは毎年4月16日に行われる。この日は漁師さん達も漁を休んで神社の「お座」に座り一家の健康と平和と大漁を祈る。

 

 

  社務所まで引き返して案内された「座」に参加する。鐘崎でいう「座」とは、神様と一緒に食事をする直会(なおらい)を指す。

 食卓に着くと、織幡神社のお守り、笹飾りとお酒、新鮮な海の幸を使った、ご飯、みそ汁、なます、お刺身などが運ばれ、どれもたいへんおいしかった。地域の人たちによる手作りである。最後にこよりでつくられたくじ引きをして3等が当たり、熊手をいただいた。

西町区の区長七田さんによると、鐘崎には6つの地区があり順に祭りの当番をする。今年は西町が当番で自分たちがお世話をしているということであった。

080416お守り
(くじ引きでいただいた熊手)

080416祈願祭
(拝殿での祈願祭)

 

  祈願祭が行われる拝殿に着くと大勢の人たちがすでに座っていた。白装束の三人の神官がおられて、そのうちの一人は宗像大社より来られた方であった。

 神事は女性の神官により進められた。商売繁盛、富貴長命、大漁豊作、交通安全を祈願して祭りは終わった。


幡宮の春祭り・後編 に続きます。

 




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