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  06/03/13   宗像大社 秋季大祭 「みあれ祭」に参加してきました!その2

「むなかた電子博物館」 -むなかたヒストリー探検隊- 沖ノ島特集 
 第3回 企画運営委員会フィールドワーク企画 
 宗像大社 秋季大祭 「みあれ祭」に参加してきました!その2

■その後、3人の女神は宗像大社へ向かわれる

 波間に竹竿の目印が浮かんでいる。漁船達は帰り、船の揺れは収まった。青い海面と太陽の光がさざ波に反射してキラキラ光る静かな風景に戻った。宗像海人の末裔達が去った嵐のあとの静かな海に「ヴォイジャー」の汽笛が神湊到着を知らせる。
上陸した3台の御輿に担がれて3人の神様は、頓宮で休憩され宗像大社へ向かわれる。



頓宮でご休憩後、宗像大社へご移動されます。

■本殿にて神聖な空気を感じる

 「ヴォイジャー」の着岸が遅くなり頓宮祭に間に合わなかったので、辺津宮入御祭として主基地方の風俗舞(注1)が行われる本殿へ向かった。すでに大勢の人が会場の3方を埋め尽くし、人と人のわずかな隙間から見ることになったが、衣冠束帯の舞手の装束(注2)や笛の音などの神聖な空気を感じることができた。私の体験はここで終わりとなる。



本殿では風俗舞が行われます。

【後日談】

 頓宮とは、仮の宮のことで「御旅所」ともいい、上陸された後、辺津宮までの陸上神幸を前に神様が休憩される所である。ここで頓宮祭が行われ、辺津宮へ出発される。
後日頓宮に行ってみた。渡船場から右手にある鳥居をくぐり、山道を上ると広い台地に出た。眼下に港が見え、海原の先には大島も見える。たいへん見晴らしが良い場所だ。奥まったところに石を敷き詰め、周囲を竹に縄を結んで囲った場所があった。この場所に三台の御神輿を安置して頓宮祭が行われたのだろう。

 10月下旬  RKBテレビ制作「海と女神の物語・みあれ祭」が放送された。「ヴォイジャー」からは見られなかったものも多くあり、みあれ祭の一連の流れが理解できた。早稲田大学の吉村先生の解説による沖ノ島の禊ぎの場面(女性は参加できない)
や、田野瀬戸古墳の現地紹介もあり楽しく見ることができた。

 むなかた電子博物館の沖ノ島特集で風俗舞が動画で紹介され、是非実物を見たいと思っていた。その場所に行って、自分の五感を使って体験できた充実感を味わった。

古くから伝わる「みあれ祭」を今回洋上で体験しその歴史について考えてみた。

お忙しいところお話をお聞きかせいただいた宗像大社の長友さん、保存会の中野さんありがとうございました。

                                                      【平松】

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[ 参考文献 ]
「海の正倉院」沖ノ島(宗像大社発行)
宗像神社史-下巻-(宗像大社発行)
「宗像」(宗像大社社務局発行)

(注1)「主基地方風俗舞」とは
 主基地方とは聞き慣れないことばであった。
宗像大社の神職におたずねしたところ「京都を中心に西日本を主基地方、東日本を悠紀地方という。」とのことであった。

風俗舞について宗像神社史にはおよそ次のような記述がある。
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宗像神社のみの祭祀の一つとして
首基地方記念祭   4月13日(昭和4年より昭和19年まで)
首基地方記念祭が加えられると同時に、これを記念して首基地方の風俗舞が考案され、これを本社大祭に加えて奏することとなった。首基地方記念祭は戦後絶えたが、その風俗舞だけは、今日も氏子青年の奉仕によって継続して行われている。なお首基地方記念祭は、昭和3年今上陛下即位大嘗祭の際、当県早良郡脇山村に首基斉田が定められたことによるものであるが、翌4年7月、そこの神殿、ほか鳥居まで含む多くの建物が当社に下附された。同時にその舞も当社で保存することにつとめて、今日に至っている。
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●保存会のメンバーの中野さんによると・・・
昭和56年青年団員として風俗舞を舞った。現在では青年団は無い。OBで保存会をつくっている。平成16年のメンバーは約30人、舞と歌を担当する。楽器は宗像大社の方にやっていただく。毎年やっているので練習は3回程度である。後継者が少なく、以前中学生にお願いしたが続かない。田島地区でやっていきたいと思っている。

(注2)「風俗舞」の装束について
●宗像大社 長友さん(保存会事務局)に風俗舞の装束についてお尋ねした。
衣冠束帯といい宗像大社からお借りしている。上着に白地に緑色の松の模様がある。これは歌の中に出てくる「松」の詞があり生の松原の松を指しているとのこと。両耳の近くに黒い髪のような飾りがあったが「げんえい」という。これら頭からつま先までまとめて○○○万円という高価な装束である。

 むなかた電子博物館より
10月1日に行なわれる宗像大社 秋季大祭「みあれ祭」、毎年、多くの方々がその勇壮な祭を見に集まられますが、その勇壮さは現地へ行って間近に見てみないとわかりません。是非、今年もある秋季大祭へ参加してみてはいかがでしょうか?
【みあれ祭について】
 
-むなかたヒストリー探検隊- 沖ノ島特集

 




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